米国内調査結果:免疫不全とCOVID-19ブレイクスルー感染の関連性

COVID-19

免疫機能不全の場合breakthrough感染のリスク高いことは想像に難くなかったが、リアルワールドで検証されたことになる。そして、SARS-CoV-2ワクチン接種が高い効果を上げていることが確認され、ブレイクスルー感染予防のための完全接種の重要性が強調されたことになる。日本でもそうだろうが、水面下の感染症症例が多く、breakthrough感染も過小評価されているのは確実。Delta亜種が優勢になる前と後のIRを分類するし検討できたことになる。Omicronにおいては未知の状態だが様々な報告からワクチンの効果を無にするものではなさそうで、booster接種の検討が待たれる。

 

なお、Scientific American誌は、オミクロンへの楽観視への警告を発している。

Omicron’s Effect Won’t Be as Mild as Hoped

It’s too soon to know if the variant causes milder COVID, but its transmissibility and ability to evade vaccines are still cause for concern

Omicron's Effect Won't Be as Mild as Hoped
It’s too soon to know if the variant causes milder COVID, but its transmissibility and ability to evade vaccines are still cause for concern

これらの初期のデータは、人口が比較的少なく、先行感染が多い南アフリカでの報告や、若く健康な人が多い海外からの旅行者の報告が主な根拠となっています。また、COVIDによる入院や死亡は、通常、感染から数週間遅れています。英国や米国のように、人口が高齢で感染に対する免疫が少ない(ただし、ワクチンによる免疫は多い)国において、軽症化が長期にわたって維持されるかどうかは、まだ不明である。

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